素材本来の力を生かし、そこに価値をみいだす日本独特の美意識。このような感性に裏づけられた日本のものづくりのひとつに、紙漉きの仕事があります。和紙の素材には、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)があります。中でも楮は、強靭な繊維をもつ原料として古来より重用されてきました。豊かな表情を持った楮は紙になるために生まれてきた素材です。
そんな、紙になるために生まれてきた楮の価値を、現代に生かす方法のひとつに和紙インテリアの世界があります。素材の力は色や意匠を超え、楮の繊維の生命力が穏やかで暖かな光や空気となって、空間に安らぎを与えます。
因州の地、鳥取県青谷町山根にある山間の里は、古くから伝わる和紙の郷のひとつです。民芸運動の創始者である柳宗悦氏が、『妙好人因幡の源左』の研究の為に山根を訪れ、その時の氏との出会いが私達に和紙の美しさを気付かせてくれたのです。
鳥取民芸の恩師吉田璋也氏の指導の下、私達は「原料が正しければ機械でも良質の和紙が漉ける」「人間が邪魔しなければ和紙の美は残る」という信念を持ち、ひたすら和紙づくりを続けてきました。そして1985年には四半世紀以上にわたる機械漉き和紙の積み重ねを土台に、本格的な建装材仕様の「生漉き和紙」を製品化しました。それは、日本独特の風土に育まれ、受け継がれてきた伝統ある素材の豊かな風合いを現代のインテリアに取り入れた最初の和紙壁紙でした。
日本には豊かな四季があります。自然素材がもつ質の美と、自然への憧憬である彩りの融合、そこから様々な感性が育まれると同時に、普遍で純粋な価値を素材に求める精神が培われてきました。こうした美の世界は日本だけでなく世界にも伝播していき、ニューヨークを中心に世界中で活躍したテキスタイルデザイナー、Jack Lenor Larsen 氏自らがこの地を訪れ、コラボレーションしてできたコレクションをもとに日本固有の彩りを加えて、和紙壁紙コレクション『紙kozo』は生まれました。
※山根和紙ミニ版 配布再開いたしました。 ※数に限りがございますので、予めご了承下さい。 ※設計意匠に携わっているプロの方に限ります。
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防火:不燃・準不燃 防火種別1-3 紙製(加工紙)
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YK-2305
※掲載写真はモニター画面による再現のため、実際とは多少異なります。 ※画像をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。
見本帳 KOZO山根和紙のミニ版(無償)ができました。 ※山根和紙ミニ版 配布再開いたしました。 ご希望のかたはFAXにてお申し込みください。 お申し込み用紙はこちら
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